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3G・4G・LTE・Wi-Fiの違い知ってる?いまさら聞けないモバイル通信の話

2017/02/21

3G・4G・LTE・Wi-Fiの違い知ってる?いまさら聞けないモバイル通信の話

現在、スマホの利用者は全体の60%以上まで普及し、私たちの生活に欠かせないものとなっています。普段何気なくスマホを使ってSNSに写真をアップしたり、インターネットで動画を視聴したりしていると思いますが、私たちがこうして快適なデータ通信が行えるのも日々新しい通信技術が開発されているからです。

さまざまな通信方法がある中、スマホを使っている人に馴染みのある通信方法のひとつとして「モバイルデータ通信」があります。モバイルデータ通信は、大手キャリアの回線を利用したもので、別名パケット通信とも呼ばれます。さらにモバイルデータ通信にもいくつか種類があり、代表的なもので3G(スリージー)や4G(フォージー)、LTE(エル・ティー・イー)などが挙げられます。

3Gと4Gの意味について

3G・4G・LTEのイメージ画像

まず、3Gと4Gに使われている「G」の文字について、英語の「Generation(世代)」の頭文字が由来となっています。3Gは英語の3rd Generationで「第3世代」の通信規格を意味し、4Gは4th Generationで「第4世代」を意味します。

3Gの通信技術とは

かつては、アナログ方式の1G(第1世代)、デジタル方式の2G(第2世代)の通信規格もありましたが、2Gと比べてより高速なデータ通信が行える3Gが登場し、最近では4G・LTEが主流となっています。3Gの代表的な規格は、NTTドコモとソフトバンクが採用している「W-CDMA」とauが採用している「CDMA2000」があります。

大手キャリア3社における3Gのサービス名称

  • ドコモ:FOMA
  • au:CDMA1X WIN
  • ソフトバンク:Softbank 3G
  • 4GにおけるLTEの解釈ついて

    4Gに関しては、複数の通信規格を総称した呼び名で、LTEはそのうちの一つとされています。LTEはLong Term Evolutionの略語で「長期的進化」を意味します。厳密には、3Gと4Gの中間となる通信技術であるため、以前は「3.9G」などと呼ばれていました。しかし、商業上LTEを4Gと称されることもあり、2010年12月6日に国際電気通信連合が混乱を防ぐためLTEを4Gのひとつであると認めた経緯があります。

    大手キャリア3社におけるLTEのサービス名称

  • ドコモ:Xi(クロッシィ)
  • au:4G LTE
  • ソフトバンク:Softbank 4G LTE/ Softbank 4G
  • LTEでできること

    LTEは、3Gよりも高速なデータ通信が可能になったことで、「テザリング」の機能が使える点が挙げられます。テザリングとは、スマホをアクセスポイントとして、パソコンやゲーム機などをインターネットに接続できるサービスです。モバイル通信のため、外出先などでちょっとインターネットを使いたいときにはとても重宝します。機種によっては利用できない端末もあるので、テザリングする際に対応しているかどうか確認しておくとよいでしょう。

    また、LTEが採用された当初は、音声通話をする場合LTEの通話回線網が存在しなかったので、LTE回線から3G回線に切り替える必要がありました。そのため、LTEに対応した端末では回線の切り替えに時間がかかっていたのですが、VoLTE(ボルテ)という通信技術が開発されたことにより、3G回線に接続することなくスムーズな音声通話が可能になりました。2016年2月の段階では、VoLTEに対応した端末同士で、かつ同じキャリアの回線を使用している場合にのみ利用可能となっているので、今後のサービスの拡大に期待が高まります。

    ※VoLTEの詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
    VoLTE(ボルテ)ってなに?オプション料金が追加でかかったりするの?

    4Gの通信技術とは

    先ほども述べたとおり「4G=LTE」との認識が一般的となっていますが、本来4Gと呼ばれている通信規格は、国際電気通信連合が定めた規格によると、「LTE-Advanced」と「WiMAX2」の2つの通信技術が該当します。これらの技術に準拠した通信規格を提供しているのは、LTE-Advancedを採用しているNTTドコモの「Premium 4G」と、WiMAX2を採用しているauの「WiMAX2+」オプションとなっています。

    LTE・4Gの通信速度について

    次の表では、各キャリアのLTE・4Gの通信速度をまとめたものです。通信速度の数値は、各社が発表している受信最大速度を参考にしていますが、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。

    大手キャリア3社の通信速度一覧

    キャリア名 通信サービス名 受信最大速度
    NTTドコモ Xi(クロッシィ) 100~160Mbps
    Premium 4G 112~375Mbps ※1
    au 4G LTE 75~225Mbps
    WiMAX 2+オプション 110~220Mbps
    4G LTE & WiMAX 2+オプション 110~370Mbps
    ソフトバンク Softbank 4G LTE 75~350Mbps
    Softbank 4G 110~234Mbps

    ※1 2017年3月以降、最大682Mbpsまで拡大予定

    上記のとおり、各社ともに通信速度に差がないように見えますが、実際にはエリアや混雑状況により大幅な変化があります。実行速度に関しては、当サイト「スマホプラン.com」が定期的に調査していますので、ご確認いただけたらと思います。

    ※通信速度グラフ「https://smahoplan.com/graph/

    Wi-Fiとは

    Wi-Fi(ワイファイ)のイメージ画像

    3G・4G・LTEのほかに、「Wi-Fi(ワイファイ)」はどう違うのでしょうか。3G・4G・LTEは携帯会社の通信回線を利用するため、基地局の電波がつながる場所であればどこでもネットに接続できます。一方、Wi-Fiの場合は無線LANに接続する必要があるので、無線LANルーターがある自宅や会社、または公衆無線LANサービスがある施設などで利用できます。

    3G・4G・LTEとWi-Fiの違い

    3G・4G・LTE Wi-Fi
    利用施設 基地局の電波が届くエリアであれば利用可能 自宅/会社/公衆無線LANサービスのある施設
    接続範囲 日本全国(基地局の対応エリア内) 数メートルから数十メートル
    通信速度 最大370Mbps(4G規格値) 最大1300Mbps(規格値)
    データ容量 契約プランに応じて高速通信が可能 無制限
    設定 モバイルデータ通信の接続設定が必要 接続時にパスワードを入力。自動接続する設定が可能

    Wi-Fiが使える場所は限られていますが、3G・4G・LTEと比べて、Wi-Fiはより高速で安定したデータ通信が行えます。また、無線LANを経由するため、データ容量を気にする必要がないのが最大の魅力といえます。

    スマホにはWi-Fiで通信する機能が搭載しているので、無線LANルーターがある場所であれば使えます。設置するコストが低いことから、駅や空港をはじめコンビニやカフェなどさまざまな施設に普及しています。出先の際にWi-Fiが使える場所は重宝しますので、どんなところで使えるのか確認しておくといいでしょう。

    通信環境や利用状況に応じて3G・4G・LTEとWi-Fiを使い分ければ、データ通信の節約にもつながります。それぞれの通信規格について理解することで、今後のスマホ選びの参考にしていただけたらと思います。

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