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通信速度比較

【iPhone7測定】キャリア/MVNO(格安SIM)通信速度比較 (2017年8月)

2017/08/28

【iPhone7測定】キャリア/MVNO(格安SIM)通信速度比較 (2017年8月)

当サイト「スマホプラン.com」では、キャリア・MVNO各社の通信速度を調査しました。MVNO各社(キャリア含む)の通信速度がどのくらい出ているのか、実測結果をもとにした集計データを公開しています。ぜひ、格安SIMなどのMVNOを選ぶうえでの参考にしていただけたらと思います。

キャリア/MVNO(格安SIM)通信速度比較 (2017年8月)

通信速度の調査にあたり、回線が最も混み合う12時台(混雑時間帯)と混雑が落ち着く14時台(平常の時間帯)に分けて調査を行い、それぞれの時間帯でどのくらい通信速度に変化があるのか比較しています。なお、今回の測定には「iPhone7」を用いて、弊社開発の測定アプリ「Speedea」で通信速度を計測しました。

混雑時間帯の通信速度

今回の測定で混雑時間帯における受信速度を対象に「混雑時の快適度」として表にまとめました。

< 図1:混雑時の快適度 >

10Mbps
以上

高画質の動画視聴を含め快適に利用可能

Y!mobile / au / docomo / UQ Mobile

10~
5Mbps

高画質の動画視聴は厳しいが、他は快適に利用可能

該当なし

5~
1Mbps

WEB閲覧程度であれば利用可能

LINEモバイル / mineo(Aプラン) / mineo(Dプラン)

1Mbps
以下

WEB閲覧にストレスがかかる状況も

IIJmio / OCNモバイルONE / FREETEL / イオンモバイル / 楽天モバイル

上記の表について、通信速度の数値が高くなるにつれて、容量の多いデータのやりとりがスムーズに行えます。およそ10Mbps以上ある場合は、高画質な動画の視聴などでも快適に利用できる速度です。また、1Mbps以下の通信速度の場合、画像の多いサイトなどを閲覧する際には表示に時間がかかることがあるため、メールなどの確認程度にとどめておいた方がいいでしょう。

受信速度

送信速度

キャリア/MVNO(格安SIM)の測定結果

MVNOユーザーは混雑時の受信速度のパフォーマンス低下に要注意!
キャリアとMVNOの受信速度は平均55倍もの開きがあることが判明!

ワイモバイルが首位をキープ

7月の結果と同じく、混雑時間帯における受信速度はソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルが8月の測定でも一番手となりました。今月のワイモバイルの受信速度は、混雑時間帯で86.7Mbps、平常時間帯で53.1Mbpsと混雑時間帯の方が高い数値を示す結果となっています。ワイモバイルの他に受信速度が安定しているキャリアは、au、docomo、UQモバイルの3社で、ソフトバンクは今回諸事情により未対象です。

混雑時に高いパフォーマンスを発揮したキャリアの受信速度は平均55.0Mbps、MVNOでは平均1.0Mbosと55倍もの差がある結果に。MVNOの中で混雑時間帯に1Mbps以上の受信速度が出ていたのが、LINEモバイルとmineoの2社のみで、それ以外のMVNOは1Mbps以下の数値を示し、非常に不安定な回線状況にありました。

キャリアユーザーもしくはキャリアのサブブランドを利用している方は、混雑時間帯に関わらず安定してモバイルデータ通信が利用できるといえます。MVNOのユーザーはできるかぎり回線の混雑しやすいエリア・時間などでのデータ通信は安定しない可能性が高いので、つながりにくいと感じたらWi-Fi接続に切り替えることをおすすめします。

今月の通信速度が気になるMVNOは?

今回の測定で、平常時と混雑時での受信速度の変化率を計算した結果、とりわけ変化率が大きかったMVNOは楽天モバイルでした。楽天モバイルは、混雑時0.2Mbpsに対し、平常時41.1Mbpsと227倍と受信速度の振れ幅が極端に激しいことが読み取れます。次点で変化率が大きかったイオンモバイルが83.1倍のため、楽天モバイルとイオンモバイルで2.7倍も変化率に差があることが分かりました。

ただし、上記で挙げた変化率が大きいMVNO2社は、平常時で40Mbps以上の受信速度が出ているので、混雑時間帯を除けば快適なデータ通信が行えるといえます。反対に変化率は大きくなく、平常時でも速度が伸び悩んでいるFREETELは注意が必要です。

※△:混雑時より数値が減少した場合の減少率を示しています。

受信速度における各キャリア・MVNOの変化率一覧
キャリア/MVNO名 混雑時(Mbps) 平常時(Mbps) 変化率(%)
楽天モバイル 0.2 41.1 22714.8%
イオンモバイル 0.5 45.7 8311.0%
IIJmio 0.9 30.7 3358.6%
mineo(Aプラン) 1.3 31.8 2287.5%
OCNモバイルONE 0.9 17.6 1870.1%
mineo(Dプラン) 1.1 16.2 1383.1%
LINEモバイル 2.4 21.7 815.5%
FREETEL 0.7 6.5 811.6%
au 50.6 80.8 59.7%
ワイモバイル 86.7 53.1 △38.8%
UQモバイル 36.2 39.9 10.1%
NTTドコモ 46.3 44.6 3.5%

FREETELの変化率は8.1倍と楽天モバイルやイオンモバイルと比べて、速度変化は激しくないものの受信速度は、混雑時0.7Mbps、平常時6.5Mbpsと平常時でも10Mbps以下の数値を示しています。FREETEL以外のMVNOは平常時であれば10Mbps以上の速度が出ているので、恒常的に回線が混雑しているといえます。

データ通信に関しては、FREETELユーザーは非常に使いづらい環境にあるため、データ容量の大きい動画を視聴をする場合スムーズに再生されないことも。月々のデータ容量の大小によって通信速度が変化することはないので、せっかく大容量のプランを契約してもデータの送受信に時間がかかる可能性が高いでしょう。

※通信速度は時間帯以外に、エリアによっても変化します。今回の測定場所である横浜駅西口バスターミナルでは思わしくない数値を示したとしても、他の場所では良い数値が出る可能性があります。あくまでも測定時の数値をもとにしているため、ご了承ください。

試験概要

試験方法

スピードテストアプリ「Speedea」で3回測定
※3回の測定結果の平均値を利用

試験場所

JR横浜駅西口バスターミナル

試験日時

2017年8月23日(水)
混雑時間帯:12時〜13時
平常時間帯:14時〜15時

試験端末

iPhone7
ドコモ、au、ソフトバンク各社のiPhone7(SIMロック解除済み)を利用し、キャリアアグリゲーション含め端末によって利用できない周波数が出ないよう考慮し測定を実施しています。

測定対象回線

  • ドコモ回線
    FREETEL
    IIJmio
    mineo(Dプラン)
    NTTドコモ
    OCNモバイルONE
    LINEモバイル
    イオンモバイル
    楽天モバイル

  • KDDI回線
    au
    mineo(Aプラン)
    UQモバイル

  • ソフトバンク回線
    ワイモバイル

※本測定結果は、実測データをもとにした調査結果となっています。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各通信会社ともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータです。

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