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通信速度比較

【iPhone7測定】キャリア/MVNO(格安sim)通信速度比較 (2017年7月)

2017/07/24

【iPhone7測定】キャリア/MVNO(格安sim)通信速度比較 (2017年7月)

当サイト「スマホプラン.com」では、キャリア・MVNO各社の通信速度を調査しました。MVNO各社(キャリア含む)の通信速度がどのくらい出ているのか、実測結果をもとにした集計データを公開しています。ぜひ、格安SIMなどのMVNOを選ぶうえでの参考にしていただけたらと思います。

キャリア/MVNO(格安SIM)通信速度比較 (2017年7月)

通信速度の調査にあたり、回線が最も混み合う12時台(混雑時間帯)と混雑が落ち着く14時台(平常の時間帯)に分けて調査を行い、それぞれの時間帯でどのくらい通信速度に変化があるのか比較しています。なお、今回の測定には「iPhone7」を用いて、弊社開発の測定アプリ「Speedea」で通信速度を計測しました。

混雑時間帯の通信速度

今回の測定で混雑時間帯における受信速度を対象に「混雑時の快適度」として表にまとめました。

< 図1:混雑時の快適度 >

10Mbps
以上

高画質の動画視聴を含め快適に利用可能

Y!mobile / au / Softbank / NTT docomo / UQ Mobile

10~
5Mbps

高画質の動画視聴は厳しいが、他は快適に利用可能

該当なし

5~
1Mbps

WEB閲覧程度であれば利用可能

LINEモバイル / mineo(Aプラン)

1Mbps
以下

WEB閲覧にストレスがかかる状況も

OCNモバイルONE / mineo(Dプラン) / IIJmio(タイプD) / FREETEL /イオンモバイル / 楽天モバイル

上記の表について、通信速度の数値が高くなるにつれて、容量の多いデータのやりとりがスムーズに行えます。およそ10Mbps以上ある場合は、高画質な動画の視聴などでも快適に利用できる速度です。また、1Mbps以下の通信速度の場合、画像の多いサイトなどを閲覧する際には表示に時間がかかることがあるため、メールなどの確認程度にとどめておいた方がいいでしょう。

受信速度

送信速度

キャリア/MVNO(格安SIM)の測定結果

キャリア回線とMVNO回線で通信速度が二極化!
混雑時間帯でのMVNOが抱えるパフォーマンスの問題点が浮き彫りとなった

今月の混雑時における最速はワイモバイル

先月(2016年6月)に引き続き、送受信速度ともにワイモバイルがもっとも良好な数値を示しました。ワイモバイルの通信回線はソフトバンクと同じ回線を使用しているため、MVNOと比べて比較的通信速度が安定している特徴があります。今回の測定では、ワイモバイルと同様UQモバイルもキャリア回線と並び安定しています。

また、ワイモバイルやUQモバイル、その他のMVNOの回線供給元であるドコモ、au、ソフトバンクは混雑時間帯関わらず一定して通信速度が安定しています。混雑時間帯で良好だった5社の平均受信速度は62.96Mbps、数値が伸び悩んだMVNOの平均は1.2Mbpsと、60Mbps以上もの差が生まれています。

混雑時間帯での受信速度は、MVNOの特性上、回線の混雑状況に大きく影響を受けます。今回は明らかにキャリア回線とMVNO回線で違いが見て取れました。多少データ通信が不安定でも構わない方は月額料金の安さを含めMVNO一択ですが、混雑時間帯など関係なくデータ通信を行いたい方は、回線の混雑状況にあまり左右されないドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルの中から選択するといいでしょう。

今月の通信速度が気になるMVNOは?

先月(2016年6月)の測定結果を照らし合わせると、混雑時間帯においても数値が良好であったLINEモバイルとFREETELの通信速度が今月では大きく落ちている点が気になります。先月の2社の通信速度はLINEモバイル45.8Mbps、FREETEL53.1Mbpsだったものが、今月に入ってLINEモバイル3.3Mbps、FREETEL0.8Mbpsという結果に変わっています。

計測時の通信状況の影響を考慮しても大きく数値が下がっているため、LINEモバイルとFREETELどちらとも先月と比べて回線状況が変化していると予想できます。今までMVNOの中で唯一通信速度が安定していたLINEモバイルも混雑時間帯で大幅につながりにくい状態になっています。

LINEモバイルは元々ネット上での契約でしかできませんでしたが、今年の3月に入って家電量販店での販売を開始し、販路の拡大による影響が大きな要因と見られます。2016年9月にサービスを開始してから半年間で契約者数が3.5倍に増えるなど、販路拡大に伴い増々ユーザー数が増加しています。すでに利用しているユーザーはより一層つながりにくい状態になる可能性が高いです。LINEモバイルは通信回線の帯域を広げる対策を打つなどして回線状況の改善が必要になるでしょう。

FREETELに至っては、平常時間帯の受信速度が全キャリア・MVNOの中で最低の数値を記録し、先月の通信速度の早さはどこにいったのか疑問が残ります。FREETELの次に遅い数値を示したOCNモバイルONE(25.1Mbps)と比べても10Mbps以上差があるので、今後の運営側での対策を期待したいところです。

試験概要

試験方法

スピードテストアプリ「Speedea」で3回測定
※3回の測定結果の平均値を利用

試験場所

JR横浜駅西口

試験日時

2017年7月18日(火)
混雑時間帯:12時〜13時
平常時間帯:14時〜15時

試験端末

iPhone7
ドコモ、au、ソフトバンク各社のiPhone7(SIMロック解除済み)を利用し、キャリアアグリゲーション含め端末によって利用できない周波数が出ないよう考慮し測定を実施しています。

測定対象回線

  • ドコモ回線
    FREETEL
    IIJmio
    mineo(Dプラン)
    NTTドコモ
    OCNモバイルONE
    LINEモバイル
    イオンモバイル
    楽天モバイル

  • KDDI回線
    au
    mineo(Aプラン)
    UQモバイル

  • ソフトバンク回線
    ソフトバンク
    ワイモバイル

※本測定結果は、実測データをもとにした調査結果となっています。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各通信会社ともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータです。

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