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通信速度比較

格安SIM(MVNO)のつながりやすさ調査:IIJ-mioとNTTドコモの通信エリア比較

2017/05/10

格安SIMのつながりやすさ調査:IIJ-mioとNTTドコモの通信エリア比較

格安SIM (MVNO)の通信エリアについて

携帯料金を安く抑えれると話題の格安SIM。通信エリアは大手キャリア回線の一部を借りて運用しているため、基本的にはドコモ回線を利用している格安SIMならドコモ、au回線を利用している格安SIMならauと同じエリアで通話やデータ通信が可能と言われています。

しかし通信速度に関しては格安SIMと大手キャリアを比較すると、格安SIMは提供事業社によりお昼時や通勤時間帯で速度が遅くなるなど、大きく差が出ることが分かってきています。

スマホプランが実施している大手キャリアと格安SIM各社の通信速度比較において、下記のような質問を頂きました。

通信速度は格安SIMと大手キャリアと違うけど、通信エリアについても差があるの?

格安SIMの通信エリアは大手キャリアと同じと言ってるけど、安いだけに心配。

そこで今回、NTTドコモ回線を利用しているIIJ-mio(Dプラン)を利用し、実際にNTTドコモと通信エリアに違いがあるのかを測定してみましたので、結果を説明していきます。

IIJ-mioとNTTドコモの比較結果

測定には車を利用して、横浜町田インター付近を出発し木更津インター付近をゴールとして、2台を同条件にて測定しました。

  • 実施日時:4月30日(日) 11:41~12:40
  • 測定エリア:横浜町田IC付近 ⇒ 保土ヶ谷バイパス ⇒ 首都高速 ⇒ アクアライン ⇒ 木更津IC付近
  • 利用スマートフォン:GalaxyS6 × 2台
  • 測定アプリ:PS-Testを利用
  • 通信速度:上り、下り速度を1分毎に測定

測定結果まとめ

NTTドコモ IIJ-mio
平均受信レベル(RSRP) -90.0dBm -89.3dBm
平均受信品質(RSRQ) -7.0dB -6.9dB
平均送信速度 9.6Mbps 5.7Mbps
平均受信速度 20.3Mbps 9.6Mbps

通信エリアについて

IIJ-mioとNTTドコモの通信エリア比較では、両社とも3Gに落ちすることなくLTEエリアを維持し、受信レベル・受信品質ともに同等の結果となりました。利用する周波数や基地局は場所によって若干異なるものの、通信エリアとしては両社で差がないと言える状況が分かります。

受信エリアマップ

アクアラインのトンネル内では受信レベルが両社ともに連続的に悪くなりましたが、IIJ-mioとNTTドコモでは差がないことが下記の受信レベル時系列グラフからも確認できます。

受信レベル時系列グラフ

通信速度について

通信速度では上り/下りとも、主要キャリアであるNTTドコモがIIJ-mioを凌ぐ結果になりました。これまでスマホプランが測定してきた主要駅での測定結果と同様に、格安SIMは大手キャリアに通信速度の面では敵いませんが、今回の測定でIIJ-mioは平均受信速度9.8Mbpsを記録し、ドライブしながらスマホを利用するには十分な結果を示しました。

受信速度マップ

まとめ

今回の結果から、IIJ-mioが提供する格安SIMの通信エリアは、NTTドコモと同じように利用できることが分かりました。ただし、測定時に使用した端末は、NTTドコモの周波数に対応するGalaxyS6を利用したため、通信エリアに差がない形となっています。端末ごとに大手キャリアが運用する周波数に対応していない場合は、エリアが大きく異なる場合がありますので注意が必要です。

特にau回線を提供する一部の格安SIM通信事業者は、LTE接続のみ利用可能で3Gは非対応の場合があり、またVoLTE対応端末でないと通話ができない等の制限があることがあります。格安SIMの契約前には利用するスマートフォンが対応している周波数や回線種別をよく確認しておきましょう。

今回の測定に利用したIIJ-mio(Dプラン)では、5月1日から通話定額オプションを申し込むと1回の通話につき10分までかけ放題のキャンペーンを実施しています。携帯料金を節約したい方で音声通話もよく利用される方にはおすすめの格安SIMとなりますので、検討されてみてはいかがでしょうか。

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